原田伊織のエッセー『晴耕雨読な日々』
「江戸の天災 令和の人災」をアップしました。
どうぞ、お楽しみください。
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明治維新至上主義者司馬遼太郎氏によって創り上げられた定説を、史実に基づいて細部に至るまで覆す。気鋭の歴史学者森田健司氏との対談によって、タブー視されてきた司馬史観に斬り込み、権力と金を結び付けた長州型政治の危険性を説いた話題書。
中学生隼人15歳、女性教師香織29歳。禁断の恋か、魂をぶつけ合った必死の愛か。湖東の里山を燃やした夏が音をたてて去って逝く……根強いファンをもつデビュー作を装いも新たに再刊。
エッセー「晴耕雨読シリーズ」の第1弾。朝まで働け! 夜通し遊べ! 雨が降ったら本を読め!!と喚きつつ、無駄な抵抗と知りつつ「痴呆する社会」に警鐘を鳴らし続けるおかしくも熱いサムライ・エッセイ。
明治新政権によって全否定された江戸社会を丁寧に掘り起こす。江戸の倫理性、持続可能性、高度な技術力に着目し、その先駆的な知見による社会システムを初めて解明し、ポスト2020の指針を提示するものとして各方面から高い評価を受けている注目の書。
フィクションによって肥大化した土方を冷静に見つめ直し、熱狂的な土方ファンの反撥をかった土方真史。「幕府侍」を自称し、官を名乗る薩摩長州に断じて恭順せず、京都から北へ、北へと転戦、箱館まで戦い尽くして散った男の生涯を追った鎮魂の書。
幕府滅ぶとも国滅ぼすまじ。決死の覚悟で列強との交渉に臨み、専守防衛に徹して国際協調路線を成立させた「徳川近代」の幕臣たち。官製の歴史を正し、現政権の復古主義を厳しく指弾する、話題の「維新三部作」第二弾。
世界でもっとも長い平和を維持し、持続可能な社会システムを構築した江戸時代。近代工業社会が行き詰まる今、世界の識者が注目するオリジナリティに満ちたその価値観と社会の仕組みを易しく解き明かす。
大英帝国の支援を受けた薩摩長州のテロリズムに抗しつつ、恫喝外交を仕掛ける欧米列強外交団と命を賭して渡り合った徳川直参テクノクラートたち。彼らこそが日本の植民地化を防いだ立役者であったが、歴史はなぜ彼らの存在を語ってこなかったのか。
テロ組織「赤報隊」を使って討幕戦をつくり上げ「官」の中枢に成り上がりながら、西南の役で「賊」となり、死後再び「官」に祭り上げられた西郷隆盛。その本性を暴くことによって明治維新の本質を総括する「維新三部作」完結編。
長州と組んで幕府を倒し、長州政権に抗して敗死した西郷隆盛。なぜ明治新政府は、この反逆者を「大西郷」に祭り上げたのか。タブーを排して、「官」と「賊」を往復した「大西郷」と呼ばれた男の実像に迫る。