原田伊織のエッセー『晴耕雨読な日々』
『「お上」に逆らわないニッポン男児と銃口に立つ女の子たち』をアップしました。
どうぞお楽しみください。
原田伊織のエッセー『晴耕雨読な日々』
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黒船来航、江戸無血開城、咸臨丸、鳥羽伏見の戦いの実相を整理することによって、薩摩・長州政権による麗しい「明治維新物語」を明確に否定した上で、軍国日本を招いた長州閥政権の腐敗を鋭く糾弾する原田維新論の集大成。
明治維新とは、日本を近代に導いた無条件の正義なのか? 明治維新そのものに異議を申し立てた話題のヒット作品の文庫版。我が国近代の歩みを鋭く検証する刮目の書として異例のロングセラーとなっている著者の代表作。
世界でもっとも長い平和を維持し、持続可能な社会システムを構築した江戸時代。近代工業社会が行き詰まる今、世界の識者が注目するオリジナリティに満ちたその価値観と社会の仕組みを易しく解き明かす。
日本を軍国ファシズムへと導いた昭和維新は、歴史を歪めた長州人によるテロリズムと天皇の政治利用から始まっています。
幕末の志士と昭和の青年将校を結ぶものとは。なぜ無謀な戦争を始め、一貫性のない戦略を喚き、愚かな戦術を繰り返したのか。 現代までつながる日本社会の問題点を浮き彫りにします。
幕府滅ぶとも国滅ぼすまじ。決死の覚悟で列強との交渉に臨み、専守防衛に徹して国際協調路線を成立させた「徳川近代」の幕臣たち。官製の歴史を正し、現政権の復古主義を厳しく指弾する、話題の「維新三部作」第二弾。
我が国近代化の礎を築いた、小栗上野介を柱とする幕臣テクノクラートの先見性と見識にスポットを当て、明治の序章とされてきた幕末期を「徳川近代」という一時代として検証する。いずれ時代が著者に追いつくと評者を驚かせた隠れた代表作。
明治維新至上主義者司馬遼太郎氏によって創り上げられた定説を、史実に基づいて細部に至るまで覆す。気鋭の歴史学者森田健司氏との対談によって、タブー視されてきた司馬史観に斬り込み、権力と金を結び付けた長州型政治の危険性を説いた話題書。
デビュー作私小説。昭和35年近江湖東の里山を舞台に、硬派少年隼人と人妻音楽教師香織の道ならぬ恋を抒情豊かに描いた衝撃作。「大人っぽい、理屈っぽい、骨っぽい、三ぽい中学生」(直木賞作家出久根達郎氏)の、湖東の夏を焦がした恋物語。
明治維新という嘘の歴史を、豊富なビジュアル資料を使い、図解しながらわかり易く解説。薩摩長州が偽造した勅許、錦の御旗や、砲撃直後の会津鶴ヶ城や赤報隊相良総三の遺族写真など貴重な資料も収録し、動乱の真実を語る基礎資料。
長州と組んで幕府を倒し、長州政権に抗して敗死した西郷隆盛。なぜ明治新政府は、この反逆者を「大西郷」に祭り上げたのか。タブーを排して、「官」と「賊」を往復した「大西郷」と呼ばれた男の実像に迫る。