・No.61 2021.5月号 3月26日発売
第16回 水戸学と維新 ③幕末の狂気 徳川斉昭
・No.62 2021.7月号 5月26日発売予定!
第17回 国防・海防の意識と現実 ①北の脅威
『時空旅人』三栄より、刊行中
『時空旅人』三栄より、刊行中
エッセー「晴耕雨読シリーズ」の第1弾。朝まで働け! 夜通し遊べ! 雨が降ったら本を読め!!と喚きつつ、無駄な抵抗と知りつつ「痴呆する社会」に警鐘を鳴らし続けるおかしくも熱いサムライ・エッセイ。
明治維新という嘘の歴史を、豊富なビジュアル資料を使い、図解しながらわかり易く解説。薩摩長州が偽造した勅許、錦の御旗や、砲撃直後の会津鶴ヶ城や赤報隊相良総三の遺族写真など貴重な資料も収録し、動乱の真実を語る基礎資料。
我が国近代化の礎を築いた、小栗上野介を柱とする幕臣テクノクラートの先見性と見識にスポットを当て、明治の序章とされてきた幕末期を「徳川近代」という一時代として検証する。いずれ時代が著者に追いつくと評者を驚かせた隠れた代表作。
明治維新至上主義者司馬遼太郎氏によって創り上げられた定説を、史実に基づいて細部に至るまで覆す。気鋭の歴史学者森田健司氏との対談によって、タブー視されてきた司馬史観に斬り込み、権力と金を結び付けた長州型政治の危険性を説いた話題書。
エッセー「晴耕雨読シリーズ」の第2弾。利権政治家、癒着官僚、迎合教育者を「仮想敵」と位置づけ、1本の軸を貫く物書きが、脅し、世間体を無視して吠える、己の墓場をを背にして放つ、辛辣にして笑える遺書風エッセイ。
テロ組織「赤報隊」を使って討幕戦をつくり上げ「官」の中枢に成り上がりながら、西南の役で「賊」となり、死後再び「官」に祭り上げられた西郷隆盛。その本性を暴くことによって明治維新の本質を総括する「維新三部作」完結編。
黒船来航、江戸無血開城、咸臨丸、鳥羽伏見の戦いの実相を整理することによって、薩摩・長州政権による麗しい「明治維新物語」を明確に否定した上で、軍国日本を招いた長州閥政権の腐敗を鋭く糾弾する原田維新論の集大成。
長州と組んで幕府を倒し、長州政権に抗して敗死した西郷隆盛。なぜ明治新政府は、この反逆者を「大西郷」に祭り上げたのか。タブーを排して、「官」と「賊」を往復した「大西郷」と呼ばれた男の実像に迫る。
明治新政権によって全否定された江戸社会を丁寧に掘り起こす。江戸の倫理性、持続可能性、高度な技術力に着目し、その先駆的な知見による社会システムを初めて解明し、ポスト2020の指針を提示するものとして各方面から高い評価を受けている注目の書。
大英帝国の支援を受けた薩摩長州のテロリズムに抗しつつ、恫喝外交を仕掛ける欧米列強外交団と命を賭して渡り合った徳川直参テクノクラートたち。彼らこそが日本の植民地化を防いだ立役者であったが、歴史はなぜ彼らの存在を語ってこなかったのか。